1Aug
まずあなたに置き換えて考えてみてください。
あなた同僚のA君と上司のBさんがいるとします。
ある時、同僚A君からあなたに対して
「上司のBさんがおまえのこと、すごいできるって誉めてたぞ」と言われたとします。
この時あなたはどんな気持ちになるでしょうか?
きっと直接上司Bさんに褒められるよりも嬉しいと感じると思います。
同僚のA君という第三者を介して上司Bさんからの賛辞が伝わったことで、よりその信憑性が増し、A君という第三者にも自分への賛辞が広がっていることから喜びも大きくなるという原理です。
これを心理学では「ウインザー効果」と言います。
主にビジネスの世界では多く使われている手法と思いますが、当然こうした心理は恋愛にも応用できます。
しかもこうしたテクニックは一般的にはあまり知られていません。
簡単な手法なのですが、使用する人間が少ない事からモテテクニックの中でも高等なテクニックと言っていいでしょう。
今回はこの「ウインザー効果」をどう恋愛に応用するのかをみていきます。
落としたい女性との間に第三者を絡ませる
これは第一のステップとなりますが、ウインザー効果は自分とその対象者だけではなく、中間に伝達をしてくれる人物、第三者がいなければ成り立ちません。
ですので、まずはその第三者を作ることが必要です。
職場での恋愛でしたら二人にとっての共通の同僚、学校ならば共通の友達などお互いが知っている人物に協力してもらうことが一番早い方法です。
ただ、自分の気持ちを他の人に知られたくない、協力してくれそうな人物がいない場合などあるかと思います。
そういった場合は対象の女性と仲の良い人物(この場合、男女のどちらでも構いません)にそれとなく対象の女性の事を話しましょう。
この時、自分が話した内容をその対象の女性に話してくれるような相手を選ばないといけません。
せっかく話してもその第三者で話が止まってしまっては意味がありませんので、できればそうした噂話などが好きな人間を選ぶと良いでしょう。
このように第三者に話す際、もちろん相手を褒める訳ですが間違っても悪口などは言わないようにしてください。
ウインザー効果は褒める時にも効果的ですが、悪口などを言った場合も同様に直接伝えるよりも大きな影響力を持って相手に伝わってしまいます。
相手の人間性に対して褒めることが効果的
第三者を通してこちらの考えや気持ちを伝えることで、より影響力が大きく伝わるウインザー効果ですが、「あの子すごく可愛いよね」などの容姿を褒めるよりは「あの子すごく気が利くし、いい子だよね」など人間性を褒めるようにしましょう。
これはどうしてなのかと言うと、容姿などの情報は人によっては第三者に聞かれたくないという場合があります。
特に女性は第三者をはさんで外見の事などを話されているということに対しては嫌悪感を抱くことがあるので、女性に対しては人間性を褒めるほうが有効です。
このような「ウインザー効果」はかなり心理的に影響を与えます。
性質上、多用できる方法ではありませんが、第三者を介して相手を褒めることで「好意の返報性で女性を落とすテクニック」に挙げた「好意の返報性」の効果も期待できますので、好感度を大きくしたい相手に対してはかなり絶大な効果を発揮します。
実際に自分のいないところで誰かが自分のことを褒めてくれているとしたら嬉しいですよね?
それが仮に嫌いな相手だったとしても、自分のことを褒めてくれているとわかれば嫌いという感情はかなり薄らぐと思いませんか?「ウインザー効果」とは実際には「好意の返報性」の効果を最大限に大きくするというものと考えていいでしょう。
第三者をはさみますので多少使用条件が厳しいと思われるかも知れませんが、うまく味方を作ることができれば、確実に相手との距離を縮めることができるでしょう。
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